飛び級もあります。

ラブアン (マレーシア)訪問レポート第6弾

LABUAN(Malaysia) observation report No6

2019.11.04 小学校見学 ーPrimary schoolー

第5弾はこちらから

飛び級あります。

逆に「何でないの?」という風に聞き返されました。

海外に行きますと、「何で?」という、自分の普通を疑う問いが持てることが一番面白いです。

左からPTA(保護者代表)校長先生、副校長先生、一番右が広報担当(案内役)の先生です。

 

2025年に教育政策が転換され、子供が考えるような授業(アクティブラーニングだと中村は解釈)が推進されるとのこと。この小学校ではそれを先取りして取り組んでいます。

提供しているプログラムについて掲示しています。

講堂ではビデオを視聴しながら学んでいます。

教室を覗いてみますと

5−6歳クラス(イギリスのシステムに合わせているそう)

 

 

立ち歩いている子供は一人もいません、、、。

 

 

一斉に何かしなければいけないということはなく、子供の興味関心のペースに合わせるそうです。

飛び級もあり。落第は無くしたが、留年はある。

6歳以上は試験があります。(SPM:日本のセンター試験のようなもの)しかし、これは、その子供の力を測るというより、先生たちがちゃんと教えているかどうかを測るため。

5−6歳クラスのおやつなどを準備する部屋

 

飲み物も衛生的に管理されています。

見学した日は、試験終了後の期間で、色々な活動をする日でした(日本の特別活動のようなイメージ)

講堂で体育訓練、練習中。

工作

【休憩時間】 講堂は、食堂に早変わり。

 

子供たちは自分で買って食べます。おやつというより、昼食と思うような量でした。

メニュー表 子供が買うものは30円ぐらい。食堂の職員が朝4時から全て手作りで作っています。

 

 

 

貧しくて自分で買えない子供はいないのですか?

「います」別の窓口から支給されます。

日本だと、異なる窓口では差別と言われそうですが、、、。

貧しいことは子供自身のせいではない、恥ずかしいことでもない。威張ることでもないが、コソコソ受け渡す必要はないとのこと。

貧しい子供であっても、算数ができるなど、秀でた才能をもつ子供に対しては、モスクの寄付などでサポートをするため、貧困が学歴の格差には繋がらない。

男女別のテーブル。男子

イスラム教徒の女子はヘジャブを被っています。

 

講堂からは、外へ目をやると、グランドが見えます。サッカー。

サッカーは子供達にも人気があります。

カリキュラムが廊下に掲示されています。

座学ではなく、例えば、料理を作る課題があり、何をどうやって作るかをグループで話し合って決め、先生は教えるというよりもヒントを出すという教授方法に取り組んでいる。

イスラム教に基づいて、アラビア語、マレー語の授業がある。

先生たちの出勤表。教科制。何時間めに授業があるか掲示。

会議室にて、懇談。

記念品を交換しました。

そして、お料理でおもてなしをしていただきました。全て手作り、伝統的なお菓子も。

学校紹介のビデオです。こういったビデオを作る職種もいる。日本だと、ITに長けた先生が作成しますよね。この学校にはIT担当職員がいるそうです。IT環境の整備も担当します。

医務室です。保健室はありません。養護教諭もいません。教員の中で担当があり、歯科検診を行ったりします。体調が悪い子供は家に帰します。

歯科医がきて年2回歯科検診をします。がらーんとしていますが、歯科医が、なんと、診察台も持ってくるそうです。

休養用のベッド

入り口

 

 

政府の病院であればほとんど無料で病院の受診ができるそうです。

「むし歯」は大きな問題ときき、子供の健康問題は、昭和40年〜50年頃に似ていると思いました。

 

【感想】

日本に行ったことがあるマレーシアの方が、東京でホームレスを見かけて、とても驚き、同行した日本人に「なぜ助けないのか」と尋ねたそうです。確かにマレーシアでホームレスを見かけませんでした。家がない人がいたらモスクに相談する。そして、助けるそうです。経済的には豊かな日本と言われていますが、ホームレスがいるという現実があります。共助については、宗教が背景にあるとは言え、マレーシアの方が機能しているように思えました。

 

 

 

 

 

 



ホームページをリニューアル!

あけましておめでとうございます。

Happy New Year 2020!

 

Our homepage has been revamped.

年明けと共にスキルラダー 研究会のHPをリニューアル!

新しいHP→こちらをクリック。

 

どこが変わったかと言いますと、スマホで見やすくなりました。

 

 

 

 

 

 

去年は、研修会4カ所、呼んでいただきました。

 

そして学校発表では、スウェーデンの国際スクールナースで発表。

ベストポスター受賞の快挙!様子はこちら

爪痕!?ではなかった、足跡を残してきました。

 

スキルラダー 研究会も今年で6年目を迎えます。

「養護教諭の能力育成を追求すると同時に、子どもやその家族、さらにその地域で暮らす人々の健康に貢献すること」

この理念は変わりません。

しかし、仕事の中身は対象に合わせて変わっていくはすです。進化、深化を目指して、精進していきます。

今後ともどうぞよろしくお願いします。



先生たちは朝5時半出勤!

ラブアン (マレーシア)訪問レポート第5弾

LABUAN(Malaysia) observation report No5

2019.11.04 中等学校見学 ーSecondary schoolー

マレーシアの教育は、初等教育(日本の小学校)、中等教育(日本の中学校、高校)、大学予科、高等教育(大学)となり、システムが日本と異なります。

中等学校の見学をレポート。

 

まずは学校入り口の門(警備員常駐)

学会で前校長先生は私たちの講演を聴講してくださいました。

講演の様子はこちら  学会会場でお茶を飲みながら情報交換中の一コマ。

(左から3番目の方が前校長先生)

前校長先生というのも、60歳定年を迎えられ、年度の途中でも60歳の誕生日で定年退職したばかり。

その校長先生の勤務先だった学校を案内していただきました。

玄関にはデング熱予防のためのオブジェ。

保護者と子供達で作成したもの。

民族舞踊の大会で優勝した生徒が在籍している。

校舎の中へ入ると、講堂で朝会が行われていました。

男女は同じ空間にいても並ぶ時には分かれています。

女子の列

男子の列

 

そして、食堂に案内され、朝食会です。

先生方は毎朝5:30に登校。先生用に朝食が学校で提供されます。(家から持参する人もいる)

生徒は朝ごはんを持参します。気温は上がるため、お昼までお弁当の衛生が保てないそうです。つまり、傷んでしまう。そのため、昼食は下校後食べるそうです。ということで、昼で学校が終わります。

バイキング形式

朝食を食べながら、教育談義。

6:15 生徒登校

7:00 朝会 1時間目開始。

1コマ30分 5−6コマ行い、13:10に終了。

図書館が充実していました。図書館司書も常駐しています。

図書室の片隅で、少人数で勉強しているグループがいました。特別な試験を受ける生徒たちです。

図書館の割り当て表

 

理科室

校舎の外観

男女が分かれて学校生活を送っている様子を見て、思春期の1番の関心ごとであるはず(←すでにこれがステレオタイプ的な考えなのかも、、、。)の男女交際はどうなっているのか、、、。

素朴な疑問をぶつけてみました。

→男女交際はできない。もちろん、男女のカップルで出かけることはできない。男女混合のグループで出かけることはできるそうです。現代は、S N Sがあるため、S N S上で個別に連絡を取り合うことはできるそうです。

 

続く。

 

 



スキルラダー研修会を開催しました!

12月21日(土)スキルラダー研修会を開催しました。

冬休み前の休日だというのに、日本全国から情熱のある養護教諭がお集まりくださいました。

 

これまでもスキルラダー研修会を何度か開催してきましたが、今回は、新たなテーマに挑戦しました。

「発達障害を持つ、または疑いのある子どもの保健室における対応」です。

これだけを見ると、発達障害のお子さんに養護教諭が直接働きかけることを想像すると思いますが、内容は違います。

スキルラダーにある11の職務のうち、「ケースマネジメント」の技術を用いることを目的とした研修です。

子ども自身やその保護者を含め、様々なひとが一つの支援チームとなって機能するための要としての役割を養護教諭が担うことができる力を身に付けることを目指しました。

 

まずは、午前の部。

ケースマネジメントの考え方をスキルラダーで確認します。

続いて、ケースマネジメントを題材にしたショートストーリーをメンバーで演じました。

養護教諭としてスキルアップするごとに、その使える資源が増え、長期にわたる途切れない支援につながっていくことを表現しました。

 

午後は、荒木田先生にバトンタッチ。

アクティビティセンターで改めて発達障害を持つ子どもたちの困り感を体験することからスタート。

 

読字障害を体験!

ゴーグルにクリームが塗られた状態で細かい文字や迷路を見ています。

ちなみに、使われているクリームはエスティローダーだそうです。

荒木田先生らしいですね。

 

こちらは協調運動の障害体験。

毛糸のを使って縄跳びです。

運動神経抜群のはずの中村会長も流石に苦戦しています。

 

聴覚過敏の体験です。

救急車のサイレン、机や椅子を動かす音、友達がしゃべる声など様々な音の中から、荒木田先生の話し声をキャッチするという課題です。

全然聞き取れません・・・。

 

こちらは、手先の不器用さを体験しています。

決して内職をしているわけではありません。

厚いゴム手袋が細かい動きを邪魔して選んだビーズを天糸に通すことができません。

 

視覚認知障害の体験です。

双眼鏡を逆に目に当てて銭の上を歩こうとします。

自分がとても高いところにいるように見えて、恐怖でなかなか前に進めません。

 

発達障害を持つ子どもたちがいかに厳しい状況で学校生活を送っているかを体感できました。

続いて、それぞれが持参した事例をもとにこうした子供達を支援するために養護教諭がすべきことを話し合いしました。

 

すでに、ケースマネジメントの視点を理解している参加者の皆さんからは、支援会議、チーム支援、連携などのキーワードと共に、具体的かつ包括的な支援計画が提案されました。

 

養護教諭だから見通せる子どもの将来、養護教諭だからできる支援があるのだと、先生方の話し合いを見ながら強く感じました。

 

ご参加くださった皆様、ありがとうございました。

 

 



外部機関との連携

養護教諭の仕事術 教育Zine 第7回目の連載記事。

1どこに誰がいて何が使えるか知っておこう。

2外部機関に一緒に行ってみよう。

3「私にできることはありますか」と聞いてみよう。

 

 

続きは下記をクリックして読んでくださいね。

 

教育Zine 7回目の連載です。

 

 



セリータ富士 バドミントン授業

高等部・高校卒業後の学びの場

セリータ富士 福祉型専攻科

プレスクールのお手伝いをしてきました!

Badminton volunteers   

After graduating from special support school

 

初心者の方ばかりと聞き、高校生相手のコーチ業とは違う準備をしてきました。

風船です!シャトルを使ったラケットワークが苦手な生徒さんに使います。

授業後は、参加者全員が「楽しかった!」と言ってくださいました。

ひたむきな姿に、教えている私たちの方が、刺激をいただきました。

 

講師は、岩藤(左)中村(右)。

富士宮東高校バドミントン部の後輩、先輩です。

授業が始まる前に、30年ぶりにシャトルを打ち合い、昔話に花が咲きました。

高校時代は、バドミントン、その合間に、寝て、食べての毎日でした。練習中に歯を見せるなんてできなかった。

(つまり笑ったりしてはいけない)

全国大会に出場する先輩のために、影で泣いたこともあったでしょう、、、。

自分たちも笑顔でバドミントンをして、更にバドミントンで他の人を笑顔にできるなんて!

こんな日が来るなんて想像できなかった、と二人で話しました。

高校時代があったから今の私たちがある。高校時代にお世話になった方々を思い出し、感謝です。

そして、このような機会を作ってくださったセリータ富士の皆様、ありがとうございました!

 

今から、バドミントンは、横に置き、12月21日(土)のスキルラダー 研修会の準備をします、、、。

何が本業かわからなくなってきましたね(笑)



小学校(ラブアン ・マレーシア)の文化祭

ラブアン (マレーシア)訪問レポート第4弾

LABUAN (Malaysia)observation report No4

第1弾の国営放送で放送はこちらから

夕食会と小学校の文化祭を鑑賞です。

dinner party & cultural festival in elementary school

 

夕食会も小学校の食堂です。

中華料理のように円卓でクルクル回して取ります。宗教上の理由でお酒はでません。

 

左から、マレーシアの校長先生、ブルネイ、シンガポールの方々。

食事中も各国の教育談義。

 

 

キャッサバ(タピオカのようでした)を使った伝統的なデザート。

箸のようなものでくるくる巻きつけて食べます。

 

 

内山グローバル部長も挑戦。

 

食事が終わると、校舎のエントランスのような場所で、歓迎の演奏。

時は既に20時近く、、、。

ダンスもありました。

 

いよいよステージ部門です。

文化祭の最終日で例年保護者に披露するものを私たちに公開してくださいました。

審査員の先生方です。

 

 

 

発表を待つ子供達。

 

民族的な踊りあり、

現代的なダンスあり、

素晴らしかったです。

ついつい、教員目線で、

「目的は?」「何に位置付けるのか」「いつ、どれくらい練習するのか」「誰が面倒を見るのか」「異学年か」「夜にやって、子供達の送迎は?」など聞いてしまいました。

まずは、子供達は「この文化祭の活動が大好き!」

「芸術活動の一環で、全員参加、先生たちが面倒を見る」「適宜練習、発表グループは自分たちで決めて良い。」「保護者が、送迎するか、子供同士で登下校する。治安がいいので事故の心配はあまりない。」

芸術週間で、発表(予選)を行い、本日の発表がいわば決勝戦(夜間の発表は決勝のみ)です。

 

 

優秀賞に選ばれ、表彰される子供達。

 

終演は21時半を過ぎていました。

「一人一人の子供達の活躍の場」という意味では、子供達の目がキラキラ輝いているところから、成果が上がっているのだろうなと感じました。

校長先生から、不登校もない、校内暴力もない、、、。と伺い、マレーシアから日本が学ぶことの方が多いのではと思った瞬間です。

 

放課後の過ごし方についても、日本では、ほとんどの子供が塾に通っていると伝えると、なぜ、塾に行く前に相談しないのか、と言っていました。

日本に行ったことのある方からは、日本は、とても裕福だと聞いていたのに、ホームレスがいて、びっくりした。なぜ助けないんだ!!!とのこと。マレーシアには物乞いやホームレスはいない。助け合う。助け合いには、宗教に根ざしており、困りごとは聖職者に相談するそうです。決して、保険医療福祉のサービスが日本より進んでいると思えないのですが、ホームレスがいなくて、不登校がなくて、校内暴力もない、、、。「幸せ度」はどっちが進んでいるんでしょうか。

 

私の勝手なイメージは(といってもマレーシアがイスラム圏の国ということもうっすらしかわかっておらず、現地について、イスラム!を意識したというのが正直なところです。)

イスラムの女性は「男性より育児、家事、仕事で大変!!」というイメージでした。

校長先生は女性ですが、朝4時のお祈りがあるため、3時に起床すると言っていました。働く女性のタフさとしなやかさ、そして職業に対するプライド、さらにその仕事である教育に対する熱い思いを感じました。どんな1日を送っているのだろうと興味は尽きません、、、。

 

続く。

 

 

 

 



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