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教えて達人9月のまとめと10月のテーマ発表

この度の台風19号の被害に遭われた皆様方におかれましては、大変なご苦労をされていることと思います。心よりお見舞い申し上げます。

 


 

教えて達人9月のまとめです。 http://b.ibbs.info/sliper201909/ 

「色覚検査を全校生徒に実施していいの?」

 

【SLIPERより】
色覚検査は平成14年度まで学校健診の必須項目でしたが、一斉検査の方法がプライバシーの配慮が欠けていたり、色覚異常を指摘されても有効な指導や配慮が実施されていなかったりなどの理由1)で廃止されました。廃止後、検査がなくなったことで色覚異常を知らずに過ごし、学生が就職時に初めて気づき、困惑するケースなどが明らかになり、再び平成28年度から希望者に対して実施され、色覚検査を受けることの重要性と学校での適切な指導や配慮が求められるようになりました2)。したがって、検査を実施することは問題ないのですが、管理職に報告・相談の上、実施方法を改善する必要があるでしょう。検査をする教員への教育も大切です。生徒に嫌な思いや恥ずかしい思いをさせてはいけません。他の生徒に見えない、声が聞こえないようにプライバシーを確保する必要があります。正しい方法は、児童生徒等の健康診断マニュアル3)を参考にしましょう。
 実施する上で、必ず生徒の保護者あてに文書を配布して希望を取る4)ことです。保護者に同意を得ることが必要です。学校医が実施している学校もあります。一度、眼科の校医さんに相談しましょう。学校での検査はあくまでもスクリーニングです。異常が疑われた生徒は校医が診断する。または、校医から色覚の専門病院を紹介してもらう等の次に繋げるアドバイスをもらいましょう。
 次に、進学就職時に色覚が問われることは無くなったとはいえ、ごく一部の職業では制限がある5)ので、自分の色覚特性を知らずに希望の進路を目指し頑張ってきた生徒がショックを受け、その事実を受け止められなくて混乱をきたすことがないように、進路決定をする前に実施する必要があります。進路部等と実施時期を相談しましょう。
そして、検査していた実習教諭のみならず、全教職員が「色覚特性のある生徒に配慮できる」ことを目指してみてはいかがでしょうか。色覚検査の目的と色覚検査が任意となった経緯や生徒の立場になってみる(自分だけ色の見え方が他の人たちと違っていたら)こと、色の違いで授業をしない等の「カラーユニバーサルデザイン」の職員研修の企画・実施もご検討ください。啓発教材6・7)もあります。この機会を教職員の意識改革のチャンスに変えましょう。

1)なぜ?色覚検査廃止 家庭教育新聞社 https://www.kknews.co.jp/kenko/020427_a.html
2) 学校保健安全法施行規則の一部改正等について(通知) http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/1347724.htm
3)公益財団法人 日本学校保健会 児童生徒等の健康診断アニュアル(平成27年度改訂版) 57頁
4)公益社団法人 日本学校保健会 眼 テーマ別関連ページ 色覚検査申込書の例https://www.gakkohoken.jp/themes/archives/104
5)眼科スタッフが知っておきたいトピックス色覚異常と就職眼科ケア2015 vol.17 no.6(559)
 https://www.medica.co.jp/up/cms/news/6008_2_20150717143829.pdf
6)公益社団法人 日本学校保健会 眼 テーマ別関連ページ 色覚啓発資料「学校における色覚に関する資料」
https://www.gakkohoken.jp/themes/archives/104
7)公益社団法人 日本眼科医会 色覚啓発教材 「学校におけるバリアフリー」 
https://www.gankaikai.or.jp/colorvision/post_10.html

 


続いて10月のテーマ発表です。 http://b.ibbs.info/sliper201910/

「尿検査の回収が大変すぎる」

 

 

皆様からの投稿をお待ちしています。 投稿はこちらからhttp://b.ibbs.info/sliper201910/



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