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「教えて達人」4月のまとめと5月のテーマ発表!

あっという間に10連休も終わり、本格的に令和元年がスタートしました。

教えて達人も5年目となりましたが、100年続ける勢いで頑張って行こうと思います。

 

4月のテーマとまとめはこちら。http://b.ibbs.info/sliper201904/​

【SLIPERより】
実習は、講義や演習などでは決して経験できない、実際の現場の活動を学ぶ機会です。実習に出るには、事前に学びたいことを明らかにしておくことや学校や地域について事前に学習しておくことが重要であるとテキストには書かれています。しかし、そんな準備を軽く超える、想定外のこと、予想外のことを経験できるのが実習での最大の学びだとも言えます。
教育実習は、かつては教員になるための仕上げの位置付けでしたが、教職実践演習という教職課程の学びを統合する新しい科目ができたことにより、その役割が変化しました。横浜市の教育実習サポートガイドには「リレーで例えるとアンカーではなく、中間走者の役割になります。仕上げではなく、課題や気付き等を大学にバトンパスする、という役割です。」と書かれています。つまり、何かを「教え込む」のではなく、教職に就く上での自分の課題、学校や子どもが抱える課題に「気づかせる」ところに大きな意義があると考えます。
救急処置の方法や身長の測り方の技術は、大学の演習でも学ぶことができます。実習では生の子どもと触れ合い、集団としての子ども、個としての子どもを感じて欲しいと思います。学校を教員側から見た時の感覚の違い、教員の教育への熱い想いも知って欲しいです。こうした経験を通して得た多くの気づきから、「養護教諭になりたい」という夢を強くし、目指す養護教諭像をより具体的にすることが実習の最も重要な意義ではないでしょうか。
そうはいっても、実習生を預かったからには責任が生じますし、「学生を一人前にしなければ!」という使命感を持つでしょう。ただでさえ忙しい保健室の仕事をこなしながらの 実習指導は本当に大変です。指導を担当される先生方には、本当に頭の下がる思いです。養護教諭を対象とした、実習指導のための研修や大学との十分な打ち合わせができるのが理想ですが、現実的には、その時間の確保も難しいのが実情です。だからこそ、数週間で養護教諭の仕事の全てを身に付けさせようと無理をする必要はないのかもしれません。学生自身が「もっと知りたい」という思いを持って帰り、学び続ける姿勢が育まれることをめざしてはどうでしょうか。
教育に携わっている人なら誰しも感じていることだと思いますが、人はやる気がなければ学びは身につきませんし、やる気があれば、自ら学び成長します。スキルラダー研究会でお伝えしている「思いがなければ技術は身につかない、技術がなければ思いは伝わらない」の言葉の通りです。しかも、やる気を削ぐことは簡単ですが、やる気を出させることはとても難しい。せっかく大変な思いをするのですから、実習生のやる気を削ぐような実習だけは避けたいですね。
もちろん、実習生の態度が悪く、やる気が感じられないということもあります。中には、養護教諭に向かないと思える学生がいるもの事実です。態度の改善は、大学の教員に指導を申し入れる必要がありますが、引き受けてしまった以上、やる気のない学生をどれだけ変えられるかというところに目を向けるしかありません。資質のない学生には、そのことに気づかせることも大切です。そのためにどうするのか、そこは子どもの指導と同じです。厳しく指導したり、叱ったりしても、ますますやる気が無くなるだけです。こういう学生の場合には、養護教諭として生き生きと仕事している姿を見せたり、子どもと触れ合う時間を増やしたりするだけでもその学生なりにきっと気づくことがあるはずです。しかし、問題点は実習中に学生に理解できるよう、直接話すことや、記録へのコメントではっきりと伝えましょう。大学に提出する評価表にも、しっかりと改善すべき点と身につけるべき事項を記録してよいと思います。この時、各都道府県で作成されている「教員育成指標」が役にたつかもしれません。新人期にどのような力が身についていればいいのか、学生に振り替えさせる視点となります。(各都道府県の育成指標は、養護教諭大学協議会のHPにまとめがあります。)
ところで、あなたは学生時代、どんな実習生でしたか?私も実習校での子どもたちとの出会いは今でも忘れられません。「子どものためになることをしたい」、心からそう思えたことが、養護教諭の学びを深めるモチベーションになりました。目の前の不真面目な実習生もいつかは「力のある養護教諭になりたい」と思ってくれる日が来るかもしれません。いつどこで人は変わるかわかりません。成長を信じましょう。実習生があなたに感謝する日がきっと来るでしょう。


1)大谷尚子、中桐佐智子編「養護実習ハンドブック(養護教諭必携シリーズNo.4)」、東山書房、2010
2)横浜市教育委員会「教育実習サポートガイド(養護教諭編)」、2018
http://www.edu.city.yokohama.jp/tr/ky/k-center/daigakurenkei/support-guide-yogo.pdf
3)養護教諭養成大学協議会「各都道府県の教員の育成指標の掲載先一覧について」、2019
http://www.j-yogo.jp/index.shtml#admin


 

5月のテーマはこちらです。http://b.ibbs.info/sliper201905/​

 

皆様のご意見お待ちしております。



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