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芸術の秋その2

今日は、「ダウン症の書家 金澤翔子 書展」です。以前からテレビで見たりと、気になっていた方です。上野の森美術館で書展をしているとの情報を得て早速行ってきました。

会場に行ってみると、入り口近くに人だかりが。翔子さんがいるではないですか!!図録購入者にサインをしてくれる!しかも(もちろん)筆文字で!後ろからこっそり見てみると、

一人一人に丁寧に挨拶をして、「翔子」と書いています。素敵。買おうかと思ったのですが、マダムたちが大勢並んでいて断念しました。

書展は、翔子さんの生い立ちが写真で紹介されていたり、2年前の世界ダウン症の日にニューヨーク国連本部でスピーチした様子が映像で流れていたりと、翔子さんがどんな風にお母様と共に書と向き合ってきたかがわかりました。どの書も、力強く迫力あるものでした。特に気に入ったのは「風神雷神」の書です。繊細かつ力強い、素敵な書です。感動したのは、般若心経が3つ飾られていたのですが、10歳、20歳、32歳の時の書であり、たどたどしかった文字からしっかりとした文字に変化していく過程がわかります。

養護教諭時代に特別支援学級のダウン症の子供たちとのかかわりの中で、字を丁寧に書くことの難しさを感じていました。お母様の努力と本人の力もあると思いますが、翔子さんは、素晴らしいと思います。その中で、自分の世界を作り上げ、自立している姿はダウン症の方々にどんなに力になるかとも思います。実際に、会場にはダウン症の方々がたくさんいらっしゃいました。

 

その後、池袋に移動し、「はらぺこあおむし展」へ。実物の虫は苦手ですが、絵本の世界のあおむしさんは好きなのです。こちらは赤ちゃんや子供連れのママたちがたくさんです。

今日も、芸術の秋を満喫&食欲の秋(詳細は割愛)もついでに満喫してきました。(中村千景)